丹生神社の樟樹 にうじんじゃのくすのき
員数 | 1本 |
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地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市直川1793 |
指定年月日 | 昭和33年4月1日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 天然記念物 |
所有者 | 丹生神社 |
解説
丹生神社の本殿西側にある瑞垣(みずがき)の内側に立つクスノキの大樹である。天保10年(1839年)に書かれた『紀伊続風土記』に「境内楠の大樹回り三丈三尺なりあり」と記されており、この樹は当時から稀な大樹として知られていたものと思われる。幹は胸高周囲9メートル、地上約5メートルのところで東西2つの支幹に分かれ、上方に伸びて多くの枝を出し、巨大な樹冠を形成している。
樹齢は500年以上とされており、県内では2、3番目の巨樹である。