熊野の田掻競牛 くまののたがききょうぎゅう
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡串本町、那智勝浦町、古座川町 |
指定年月日 | 昭和35年3月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 熊野田掻保存会 |
解説
熊野地方には牛頭(ごず)神社、牛鼻(うしはな)神社など牛に関係が深い神社が多い。田掻き牛の競技は熊野独特の行事で、本来は田の神に捧げる祭りであったという。現在は途絶えているが、特に那智や古座地区では毎年7月、多数の観衆が集まって大変な人気を博した。一定のルールのもとに牛の調教と使い手の業(わざ)を競ったものである。