六斎念仏 ろくさいねんぶつ
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡みなべ町晩稲 |
指定年月日 | 昭和44年4月23日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 六斎念仏保存会 |
解説
六斎念仏は、400年ほど前に六部(りくぶ)という旅の僧が滞留した際に伝授したのが始まりと伝え、先祖の霊を慰め、お互いの心のつながりを深めてきた。盂蘭盆の勤めが最も大切で、現在残っている詠歌には「四方拝」、「六字訓」、「七ツ子」、「賽(さい)の河原」など7種類ある。盆の期間は各字(あざ)の墓地や新仏(しんぼとけ)の家で供養して回るが、光明寺でのお勧めが中心で、十数名の講中によって保存されている。鉦(かね)に合わせて高唱する声明(しょうみょう)的な曲調は人の心を打つものがある。公開時期:8月14日20日23日