土生八幡神社のお頭神事 はぶはちまんじんじゃのおかしらしんじ
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡日高川町土生 |
指定年月日 | 平成6年4月20日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 土生八幡神社お頭保存会 |
解説
土生八幡神社の秋祭で奉納される。獅子舞は「お頭(かしら)」とも呼ばれ、地元で親しまれている。日高地方に遺る獅子は、頭屋(とうや)・踊(おど)り・鬼(おに)・重箱(じゅうばこ)・箱(はこ)・神楽(かぐら)などと呼ばれ、他の地方に類を見ない。笛、太鼓、鉦(かね)などの楽曲を一切伴わず、雌雄の鬼の持つ矛と「ささら」の発する音と気配のみで踊られる極めて古い形を遺す獅子神楽(ししかぐら)である。古代の伎楽(ぎがく)を彷彿とさせるといわれている。「頭屋獅子(とうやじし)」は、日高地方の8か所以上で伝承されてきているが、ここの獅子のみ頭を二つ連結させた双頭の獅子頭を使っており、他とは違う四人立ち(他は二人立ち)である。公開時期:10月の第3日曜