神谷の稚子踊 かみやのちごおどり
地域 | 日高地域 |
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所在地 | 日高郡由良町神谷 |
指定年月日 | 昭和41年4月12日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 神谷の稚子踊保存会 |
解説
この稚子踊りは、衣奈祭(えなまつり)の神賑(しんしん)行事の一つで、「近江八景夫婦踊り」といわれ、10歳前後の稚子8名が、いずれも少女に扮(ふん)して4組の夫婦の役に分かれ、三味線と地唄に合わせて踊る。はじめの「扇踊り」は幼なじみの2人が成長するに従いお互いに恋心を抱くようになり、めでたく祝言を挙げるまでを演じ、「笠踊り」は2人が連れ立って秋の近江路を巡る情景を演じる。品良く優美な奉納芸能である。公開時期:10月体育の日(休止中)