大島水門祭 おおしまみなとまつり
地域 | 東牟婁地域 |
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所在地 | 東牟婁郡串本町大島 |
指定年月日 | 昭和47年4月13日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 大島水門祭保存会 |
解説
大島港は良港で、熊野灘を行く船が風待ちのため幾日も停泊し、賑わってきた。祭りは、神功皇后が通夜島(つやじま)に上陸した際、出迎えの舟が山海の幸を献上したのに始まると伝えられる。お的(まと)・大座(おおざ)・渡御(とぎょ)・当舟(とうぶね)・櫂伝馬(かいでんま)・ツル場・お山たおし等、江戸時代からの多彩な行事が続く。呼び物の櫂伝馬は、上半身裸の若者が寒風をついて串本までの往復を鳳(おおとり)と隼(はやぶさ)の2隻で競漕(きょうそう)する。祭の最後に行われる高い柱の先端に取り付けた鏡を奪い合う「お山たおし」も見ものである。公開時期:2月10日11日