野中の獅子舞 のなかのししまい
地域 | 西牟婁地域 |
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所在地 | 田辺市中辺路町野中 |
指定年月日 | 昭和46年3月22日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 無形⺠俗⽂化財 |
所有者 | 近野獅子舞団 |
解説
継桜王子社(つぎざくらおうじしゃ)に伝えられる獅子舞で、その起源は南北朝時代に大塔宮護良親王が手兵を集めたとき、近在の豪士が「若一王子権現(にゃくいちおうじごんげん)」と書いた大幟を押し立てて駆け付け、その士気を鼓舞するためこの獅子舞を演舞したと伝えられている。今日の獅子舞は、江戸時代末期に土地の庄屋が従来の古座流(こざりゅう)の獅子舞に新しい流儀を取り入れて完成したといわれている。正月と秋祭に奉納され、その曲目は「道中神楽(どうちゅうかぐら)」、「幣(へい)の舞」、「花懸(はながか)り」等6曲ある。公開時期:11月3日、1月2日3日