旧谷山家住宅 きゅうたにやまけじゅうたく
員数 | 1棟 |
---|---|
構成要素 | 主屋(おもや)・倉(くら) 附指定:棟札1枚 |
地域 | 海草地域 |
所在地 | 和歌山市岩橋1411 和歌山県立紀伊風土記の丘,【旧所在地】海南市下津町塩津 |
時代 | 江戸時代中期 |
指定年月日 | 昭和44年3月12日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 和歌山県 |
解説
かつては海南市下津町塩津(しおつ)の浜に沿った道路に北面して建っていた。正面が背面より二間ほど広く、そのために平面は梯形(ていけい)となっている。屋根は切妻造、妻入(つまいり)で、正面に庇(ひさし)が付き、主屋の西側には別棟の倉が接続している。建立年代は棟札によって寛延2年(1749年)と分かる。
漁家(ぎょか)としては古く、かつ全体の姿もよく保存されており、数少ない漁家の遺構として、また建立年代が明らかな事例として貴重である。