鳥屋城址 とやじょうし
地域 | 有田地域 |
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所在地 | 有田郡有田川町中井原字城山 |
指定年月日 | 昭和34年8月18日指定 |
指定等区分 | 県指定 |
文化財分類 | 史跡 |
所有者 | 有田川町 |
解説
標高約200メートルの鳥屋城山(とやじょうさん)の山頂に本丸跡があり、広さ約400平方メートル、東西に長い方形の平地となっている。最初の築城年代、築城主は不詳であるが、南北朝時代には既に存在していたと見られる。
応永7年(1399年)に紀伊国守護畠山基国が入国した際、その弟満国が入城し、城名を「鳥屋城」と改めた。以後、代々畠山氏や守護代の神保(じんぼ)氏らが城主を務め、有田郡内の守護方の拠点として重要な役割を果たした。