浄妙寺多宝塔 じょうみょうじたほうとう
員数 | 1基 |
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地域 | 有田地域 |
所在地 | 有田市宮崎町1000 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
指定年月日 | 明治37年8月29日指定 |
指定等区分 | 国指定 |
文化財分類 | 有形文化財(建造物) |
所有者 | 浄妙寺 |
解説
本瓦葺の三間多宝塔で、姿形のよく整った美しい塔である。様式手法から本堂と同時期に建てられたと見られるが、この建物も本堂と同じく江戸時代中期に修理を受け、柱まわりが取り替えられている。塔内の須弥壇(しゅみだん)上に五智如来(ごちにょらい)が安置してあり、その来迎壁(らいごうかべ)には真言八祖、四壁には八相成道(はっそうじょうどう)の彩絵(だみえ)が施された貴重な塔である。